サイズの違う3枚を並べる — デュアルアーム1本 + シングル1本でトリプルモニター

レビュー 2026年8月4日

PR — この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。 レビューしている製品は、筆者が実際に購入して使用したものです。 使っていない製品に触れる場合は、その旨を明記します。 対価を受け取って特定の製品を推奨することはしていません。

揃っていないモニターを、揃えて並べる

理想を言えば、同じ型番のモニターを3枚並べるのが一番きれいです。 高さもベゼルの幅も色味も揃って、何も考えずに済みます。

現実には、そうなりません。 モニターは買い足していくものなので、世代もサイズも解像度もバラバラになります

筆者の構成はこうです。

位置モニターサイズ備考
Philips 24E1N550023.8インチ WQHD
中央Philips 24E1N550023.8インチ WQHDメイン
iiyama E2282HS21.5インチ フルHD後から追加

すべて横向き(ランドスケープ)です。

サイズも解像度も違う3枚を、付属スタンドで並べると高さが揃いません。 画面の下端を机に合わせると上端がずれ、上端を合わせると下端がずれる。 視線を横に振ったときに、行がずれている状態になります。

これを解決するのがモニターアームです。 「デスクが広くなる」という文脈で語られがちですが、 不揃いなモニターの高さを揃えられることの方が、実利としては大きいと感じています。

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アーム構成:デュアル1本 + シングル1本

3画面をアームで組む方法はいくつかあります。

筆者は エレコムのデュアルアーム(2本腕、17〜32インチ対応、耐荷重9kg、ガス式、購入時 5,891円)で Philips 2枚を持ち、右の iiyama は家電量販店で別途買ったシングルアームで支えています。

この組み方の利点は、主役の2枚をまとめて動かせることです。 デュアルアームは支柱が1本なので、左と中央の相対位置が安定します。 右の1枚は独立しているので、使わないときに逃がすこともできます。

欠点は支柱が2本になることです。天板の縁を2箇所占有します。 これが後述する問題につながります。

クランプで確認すべき3点

1. 天板の厚み

クランプには対応厚の範囲があります。 「10〜50mm」のように書かれています。

筆者の天板は 30mm です。一般的な厚みで、たいていのアームの範囲に収まります。 ただし厚い天板は上限、薄い天板は下限で引っかかります。 特に薄い天板(15mm以下)は、対応範囲外になる製品があります。

買う前に定規で測ってください。 カタログスペックの中で、これが一番見落とされます。

2. 天板の構造と強度

厚みより重要なのが中身です。

安価な机には、表面だけ板で**中が空洞(ハニカム構造)**のものがあります。 これをクランプで締め付けると、表面が凹むか、最悪割れます。 モニターが2枚ぶら下がった状態で天板が負けると、被害は机だけでは済みません。

無垢材や合板の天板なら問題になりにくいですが、 不安なら当て板を挟むのが確実です。荷重が分散します。

3. クランプを付ける位置と、背面の余裕

筆者は背面にクランプしています。これが標準的な付け方です。

見落としがちなのは、机の背面に空間が要ることです。 クランプの下側の爪が天板の裏に回り込むので、 机を壁にぴったり付けていると、支柱が壁に当たります

さらにアームは前後に動くので、可動域の分だけ壁から離す必要があります。 「アームにすれば机が広くなる」と言われますが、 奥行き方向には数cm失うというのが実際のところです。

モニター側の確認

VESA マウントの対応が要ります。多くは 75×75mm か 100×100mm です。

サイズの違うモニターを混ぜる場合、それぞれ規格が違う可能性があります。 片方が 100mm、もう片方が 75mm ということは普通にあります。 アーム側が両対応かどうかを見てください。

耐荷重は、スタンドを外した状態のモニター単体重量で判断します。 カタログの「質量」がスタンド込みの値になっていることがあるので注意が要ります。

エレコムのアームは耐荷重 9kg でした。 23.8インチクラスのモニターなら余裕がありますが、 27インチ以上や、湾曲した大型モデルを将来載せる可能性があるなら、 最初から余裕のあるものを選んだ方が買い直しになりません。

誰も書かない問題:クランプ式機器の場所の奪い合い

これが実際に一番困った点です。

デスク環境を整えていくと、クランプで天板の縁に固定する機器が増えていきます

全部が同じ場所を要求します。 天板の縁という有限のリソースを奪い合う形になります。

しかもクランプ部には幅があるので、隣接して付けられません。 「ここに付けたい」と思った場所に既に別のクランプがある、ということが起きます。

対策として意識しているのは次の点です。

先にすべてを紙に描いてから買うのが理想ですが、 現実には買い足していくので、アームだけは最初に位置を決めておくのが妥協点だと思います。

比較表

構成天板の占有相対位置の安定向いている人
3本腕アーム1本1箇所高い3枚とも同時に決め打ちできる人
デュアル1本 + シングル1本2箇所主役2枚は高い後から3枚目を足した人
シングル3本3箇所個別配置を頻繁に変える人
付属スタンド面で占有高さを揃える必要がない人

組んでみて分かったこと

良かった点

気になった点

まとめ

同じモニターを3枚揃えられるなら、それが一番きれいです。 揃えられないからアームを使う、というのが実際の動機でした。


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